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観光業界のスタッフが「自ら」イベントを体感することで、その魅力を広げようという取り組みが始まっています。多様化する沖縄観光ニーズの一つサイクリング!その魅力に迫ります!

野島記者「現在、朝の7時です。休みなのにこんなに大勢の人が集まっています!」

沖縄の魅力伝える 観光スタッフが体感

集まったのは、地域の観光協会や観光を商品として取り扱う企業を中心に30人あまり。初心者も多いようですが、その考えは将来を見据えています。

参加した女性「やっぱり海沿いの道を通ってサイクリングというのは、ほかの県ではできないと思うので。普段やらないことをできるのが楽しいのかなと」

参加した男性「一年通してサイクリングは沖縄は出来ると思うので、冬場の新しい魅力という意味では期待できると思う。いろんなサイクリングの大会もあるし、観光客の方もたくさん来て参加していると聞いているので、そうしたところも体験出来たらなと思っています」

きょうは、那覇を出発して、宜野座村までの50キロの道のりを走ります。

沖縄の魅力伝える 観光スタッフが体感

およそ10キロごとに休憩ポイントも設けられていて参加者は沖縄の海をバックに軽快にペダルを進めます。およそ1時間。最初のチェックポイントに到着です。

スタッフの女性「デトックスウォーターでしっかりビタミンも補給してくださーい!ここでしっかりチャージすることで50キロみんなで走り切るので、しっかり栄養補給お願いしまーす!」

ここでは、朝食として宜野座村で作られたパンや手作りのジャムが、地域特産のドリンクと共にふるまわれました。

中国出身の参加者「走っててとても気持ちいいです。このオオイタビ?も初めて知った。名前も。とてもおいしいです。(中国は)スポーツ大好きな方が結構いるので。一つの案としてはいいと思う」

北中城村からの参加者「自転車とか体験して、ちょっと食べて、地元のものがあると喜ばれるんじゃないかと」

沖縄の魅力伝える 観光スタッフが体感

県の調査(おととし・空便)では、サイクリングは、海外からの観光客のおよそ1割(香港は3割)が楽しむに留まっていますが、その満足度は、77.7%と観光やショッピングよりも高い評価となっています。

かりゆしカンナタラソラグーナ図師里佳支配人「香港だったり、ちょっと遠いタイのお客様が沖縄に注目していますが、冬は走れない地域の人たちも沖縄に来てもらってもっと沖縄を知ってもらいたいと」

あらゆるニーズにこたえるにはどうしたらいいのかを自ら考える。今回で5回目となる取り組みは、つながりを広げ試行錯誤を繰り返すことで日々、進化を続けています。