今年、世界自然遺産登録を目指している西表島。今日のQプラスはそんな大自然が多く残る島の「巨大地下洞窟」が舞台です。それに挑んだのは地元の中学生と先生たち。果たして、その結末は!?

生徒「はい!」

Qプラスリポート 「西表島 中学生たちが大洞窟へ」

岩の隙間から・・・女の子?西表島・大原中学校の生徒たちです。初めての洞窟に何だか楽しそう。

その一方で…

先生「うわー!そこ通るの!うそでしょ!」

引率の先生たちがギブアップ寸前。学校の課外授業「西表島・洞窟探検」。その全貌とは?!舞台裏にカメラが潜入しました。

西表島で洞窟のガイドを行っている中川隆行(たかゆき)さんです。

Qプラスリポート 「西表島 中学生たちが大洞窟へ」

中川隆行さん「島で育って島を出ていく子供たちに西表島の凄さというかね、自然の凄さというのを感じて出ていってほしい島を出た後に自分たちの島はこんなにすごいよ自信を持てるような故郷の思い出を作れたらいいな。」

西表島には中学校までしかありません。卒業とともに生徒たちは島を離れます。だからこそ改めて島の魅力を子供たちに感じてもらいたいと中川さんが学校に提案しました。

提案を受け入れた先生ですが…何だか不安そう。

比嘉先生「不安は・・・不安だらけです。最初の難所とか途中がとか聞いたので余計に不安になった」

こちらは社会科担当の比嘉先生。出発前から意気消沈です。洞窟ツアーに参加するのは生徒4人と先生・保護者の合わせて6人。洞窟へ行くために、ジャングル地帯を抜け、海へ。

中川隆行さん」ここに水が来ているでしょ。この水が、100万年ぐらいかけて岩を溶かす。これぐらいの量が流れていたらめちゃくちゃ大規模な洞窟があります」

石灰岩に雨水や地下水が流れ込み、岩を溶かして地下に空洞ができる。これが洞窟のできる仕組みです。

Qプラスリポート 「西表島 中学生たちが大洞窟へ」

洞窟へは、こちら!岩の隙間から。子供たちは小さな体をひねり、楽勝でクリア。

西表島で人が入ることができる洞窟は、10カ所ほど見つけられているんですが、その全貌は、まだまだ解明されていません。じゃあ、ここで女子受けするやつ見せようかな。全員ライトを消してね。これ1発目だけが盛り上がるから。

中川さんが取り出したのは「ブラックライト」。それを鍾乳石に当てると…

「おおー!」

Qプラスリポート 「西表島 中学生たちが大洞窟へ」

光の残像が残ります。実は鍾乳石は「カルサイト」と呼ばれる「蛍光鉱物」で構成されていてブラックライトは蛍光物質を光らせるためこのように光るわけなんです。

洞窟探検は、あくまで学校の行事。大自然を利用した、ちょっとした理科の授業です。

およそ450mある巨大な地下洞窟。出口へ差し掛かるとさらなる難所が・・・

Qプラスリポート 「西表島 中学生たちが大洞窟へ」

比嘉先生「何それ?!そこは無理よね?うわーー!そこ通るの?うそでしょ!」

数々の難所を乗り越えてきた先生たち。最後に生徒の前でかっこ悪い姿は見せたくありません。頑張れ!比嘉先生!

お見事!何とかクリアです。

比嘉先生「やりました!」

そして、洞窟に入ってから2時間。ようやく出口です。

比嘉先生「生きて帰ってこれましたありがとうございました。自然が作り出したこの道なき道を行くのが冒険になりました」

Qプラスリポート 「西表島 中学生たちが大洞窟へ」

中川さん「子供たちとか島に住んでいる人こそ島の魅力をあまり知らないので島の人もこういう世界に興味を持ってくれたらなと、そのきっかけができるなら、いくらでも協力したい」