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全ての子どもたちに夢を持ってほしいとある取り組みが行われています。さまざまな課題を抱える家庭の子どもたちが企業と協力した成果を発表しました。

ダンス講師「中途半端にしてると全部中途半端にやっちゃう、自分の中でもね。」

入念に振り付けやセリフの確認しているのは生活困窮世帯を対象に開かれている学習支援教室に通う子どもたち。

この日はさまざまな企業や団体と協力し作りあげたものを発表します。よしもと沖縄花月とコラボレーションする子どもたちは新喜劇に挑戦です。

芸人「そこはもう頑張ってもらって恥ずかしがらずに」

成果発表 課題乗り越え”新喜劇”に挑戦

よしもと沖縄花月西尾彰記さん「私たちはこういうエンターテインメントの世界で活躍している芸人やアーティストの方触れ合う機会も増えますし。こういう仕事もあるんだよと子どもたちに伝えていきたいと思っています」

会場は大入り満員。子どもたちの新喜劇が始まりました。

子どもたち「ショートコント、盗撮」「あいつ俺のことめっちゃ撮ってる。こんな大勢の前で堂々と。ちょっとすいません撮らないでもらえませんか?」「自撮りです」「えっ、ナルシスト!はい、面白いコント面白いコント♪」

なかなか殻を破れなかった子どもたちもステージの上で大きく成長したようです。

男子「いい経験になりました。(今後)人前に立ってハジカサーしないで話したい」

女子「めちゃくちゃ緊張したんですけど。となりに芸人さんがいてくれて、次こうだよって小声で教えてくれたりしたのがめっちゃうれしかったです。(将来は)介護士になりたいと思ってて。おばあちゃんとかと話しするんでその時の緊張を和らげるような練習になったかなと思います」

成果発表 課題乗り越え”新喜劇”に挑戦

NPO法人エンカレッジ坂晴紀理事長「今のうちから企業だったり仕事っていうのは何かというのを見て頂いて。はっきりいって勉強の部分ではまだ追いついていない部分があるけどできるんだという、自信をもってほしいなというのが一番ですね。この子たちの可能性のフタを取っ払ってあげて天井作らないでしっかりと成長してほしい」