やんばる世界自然遺産登録 環境団体が懸念

世界自然遺産登録を目指すやんばるの森について、環境保護団体が「このままでは真の世界自然遺産にならない」と懸念を表明しました。

やんばるの世界自然遺産登録をめぐっては、2017年2月に日本政府がユネスコに推薦書を提出していて、秋にはIUCNによる現地調査が行なわる見通しです。

8月15日に会見を開いたジュゴン保護キャンペーンセンターでは、推薦書にアメリカ軍北部訓練場の存在が記載されていなかったり、辺野古の埋め立て土砂の外来種対策が講じられていないなど、問題点が多いとして「日本政府の言うような形で進められると、真の世界自然遺産にはならない」と懸念を表明しました。

会見した環境団体の吉川秀樹さんは「大浦湾では基地をつくって、北部訓練場ではヘリパッドをつくって演習をして、その隣で世界遺産になるかというのはとても難しいという風に考えています」と話し、海勢頭豊代表は「やんばるは見送られる可能性があるんじゃないかということで、非常に危機感を持っています」と話しました。

センターでは、9月3日にシンポジウムを開催する予定です。