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戦時遭難船舶の犠牲者を追悼する慰霊祭

疎開船で犠牲になった人たちの冥福を祈る慰霊祭が6月23日、那覇市で行われました。戦時遭難船舶遺族会の大城敬人会長代行は「私たち遺族は犠牲になった家族のことを片時も忘れたことはありません」と挨拶。

那覇市若狭の海鳴りの像の前で行われた戦時遭難船舶犠牲者の慰霊祭は1987年に始まり31回目になります。戦後72年の今年も多くの人が参列し手を合わせて犠牲者を追悼しました。

遺族の女性は「安らかにとしか言えませんね、魂は海の底かな、こっちに来ているのかなと思いつつですよ」と話していました。

疎開船などで航海中に犠牲になった県民は3380人とされ、海鳴りの像には対馬丸の犠牲者を除く1949人が祭られています。