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東村高江 民間ヘリで資材搬入

東村高江のヘリパッド建設に関連し、沖縄防衛局は約2カ月ぶりに工事資材を民間ヘリで搬入しました。14日は午前9時半すぎから高江上空に民間のヘリが現れ、ワイヤーで資材を吊り下げ、現場周辺を何度も往復する様子が確認されました。

久田記者は「訓練ルートの整備に向け、機材を吊り下げたヘリコプターが、東村高江の北部訓練場を、低空飛行していきます」と報告しました。

政府は新たに4つのヘリパッドを建設し、米軍に提供するかわりに、北部訓練場の約半分の返還を年内に行う方針を固めています。来月20日にも返還式典を開く予定で、9月以来となる民間ヘリの投入は抗議して座り込む住民たちとの衝突を回避し、工事を急ぐ意図があるものと見られます。

これから来月にかけて、さらに政府と住民たちとの緊張は高まりそうです。