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県立病院 医療態勢拡充で84人増

県立病院の医療態勢の拡充に向け、県は2017年度、医師や看護師などを80人余り増やすことを決めました。

県立病院では慢性的な人手不足が以前から問題となっていますが、県は現在2880人となっている医師や看護師などを2017年度、84人増やすことを決めました。

このうち、患者の在宅復帰などを支援する「地域包括ケア病棟」が新設される名護市の県立北部病院には、看護師55人を含む最も多い60人を増員。患者7人に対して1人の看護師が対応するいわゆる「7対1看護」を充実させるほか、2016年6月にスタートした新生児の集中治療室NICUも、これまでの3床から6床に増やします。

ほかには、中部病院に12人、宮古病院に9人などとなっていて、医療態勢は一歩改善に近づくことになります。