昨夜は強い風で窓ガラスや戸口がゆれたりして怖くて眠れなかったという方もいるようです。改めて今回の台風がどれぐらい強かったのかおさらいをしたいと思います。仲宗根さん。

仲宗根「はい。こちらが台風18号の雲です。ぐるぐる巻きの厚い雲。猛烈な勢力で沖縄本島地方全域に「特別警報」も出されました。これは2014年7月以来、2回目です。」

905ヘクトパスカルまで気圧がさがったのを聞いたときは本当に驚きました。怖かったです。過去にこんなに強い台風はあったんですか?

仲宗根「こちらをご覧ください。これは1959年9月に宮古島を襲った台風14号です。通称「サラ台風」というんですが、その台風が908ヘクトパスカルで通過していました。この台風で宮古島では、7人の方が亡くなられ負傷者は86人もいたんです。」

それ以来ですから、57年ぶりということで私もどんな被害が出てしまうのか、非常に危機感を持っていました。久米島は大変でしたが、死傷者が出なかったのは幸いでしたね。

しかも本島ではほとんど被害がありませんでした。普通は雲の東側だと強く風が吹くと言われていますが、被害は思ったほどではなかったように思います。なぜなんでしょう。

仲宗根「それはこの台風の特徴にあるんです。ひとつは、勢力は猛烈だったんですが、非常にコンパクトだったこと、それと沖縄本島に接近してからスピードが20キロ台から15キロ台まで落ちたんです。台風は移動する速度が早くなると風が強くなるんです。けれど直前に移動速度が落ちたので、予想していたほど猛烈な風は観測されませんでした。」

あと、特別警報が早く出されたことや深夜の接近だったので、外を出歩く人たちが少なかったことも被害が抑えられた理由と言えます。台風シーズンはまだまだ続くんですよね。大きな台風が来ても、備えておくことが大切だと思います。気象予報士の仲宗根さんに解説してもらいました。