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フードバンクシンポジウム

品質に問題がないにもかかわらず、廃棄される食料品の問題を考えようと、9月30日に石垣市でシンポジウムが開かれました。

このシンポジウムは、賞味期限や消費期限が間近になったものやパッケージの痛みなどで商品として流通できなくなった食品を、必要としている人たちに届けるフードバンクの仕組みを考えようと開かれたものです。

その中では、国内ではまだ食べられるのに廃棄される食料品が1年間におよそ630トンにおよぶことが報告され、この問題に対するヨーロッパの取り組みが紹介されました。

また、県内で10年前からフードバンクの活動をしている団体からは、企業や一般からの支援が増えてきているものの必要としている量には足りていないとして、運動の継続へ理解と協力が呼びかけられました。