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飲酒運転根絶向け一致団結

全国ワーストの汚名返上に向け一致団結です。飲酒運転の根絶を目指し、県警や企業、団体が連携して、8月1日パレットくもじ前広場で行われたイベント。これは、毎月1日の「飲酒運転根絶運動の日」にちなみ開催されたものです。

那覇警察署の當山達也署長は「飲酒運転をゼロにするには官民が一体となった取り組みが必要だ」と挨拶しました。そして、飲酒運転根絶の意思を示す黄色いリストバンド3000個が関係団体に配布され、リストバンドを受け取った飲食店グループの代表が、飲酒運転根絶宣言を読み上げました。

ところで、県警によりますと、2016年6月末までに飲酒運転による摘発件数は844件と、前の年の同じ時期に比べて100件も増加していて、飲酒運転全国ワーストの汚名を返上できる兆しは見えていません。

また、飲酒運転で検挙された運転手へのアンケートでは7割のドライバーが、「もともと酒を飲んだ後で運転するつもりだった」と回答していて、そもそも、ハンドルを握る自覚のなさ、モラルの低さが明らかになっています。

飲酒運転による死亡事故は2016年、すでに6件発生しています。県警では、引き続きイベントなどを通じてドライバーの社会的な意識を高め、飲酒運転根絶を目指す考えです。