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高江 県外からの機動隊投入で緊張続く

高江の住民は「小さい部落に1000人という機動隊を導入してね、無理矢理、強引に基地を造ろうとする。説明もしないで、強引というのはやめてもらいたい。」

「私たちは、ただ静かに暮らしたいだけ」これは、東村高江でヘリパッド建設に反対し、座り込みを続ける住民が、19日語っていた言葉です。

今週にも始まるとみられる工事再開に向けて県外から大規模な機動隊が投入された高江では、反対する市民と機動隊とがにらみあう緊迫の一日となりました。

ゲート前で警備にあたるのは、東京・品川ナンバーの警察車両。

県外から投入された機動隊との睨み合いの中、高江のゲート前に集まった住民たちは「ヘリパッドを絶対に造らせない」と夜明けから声を上げ続けました。

高江住民「もともと自分たちはここで普通に暮らしていたわけだから、それをね、取り戻すと」高江村議「この4つ(のヘリパッド)が完成してしまったら、今以上の被害が出るのは確実ですから、これは何としても食い止めたい」

大矢英代記者「抗議行動が行われている現場につながる道路で、突然、福岡県警による検問が始まりました。」

午前11時すぎゲートに繋がる県道で突然、福岡県警による検問が始まりました。

反対する住民が『抗議行動の抑制ではないか』と抗議したところ、機動隊に強制排除される場面もありました。本格的な工事が今週にも再開されるとみられる中、現場の緊張は高まっています。