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16-03-25-05

「子どもたちの学習環境に影響が出ている可能性がある」と専門家は指摘しています。

日米両政府が新たなヘリパッドの建設計画を進める東村高江でオスプレイの低周波音についての調査結果が初めて明らかになりました。

この調査は、琉球大学の渡嘉敷健准教授が、2015年9月からおよそ3か月間、高江小中学校などに測定器を設置して行ったものです。

このうち2015年12月7日のデータでは、低周波音が、不安感など人の心理に与える影響と建物など物に与える影響について防衛省が定めた二つの基準について一部で上回る結果となりました。

琉球大学渡嘉敷健准教授は「振動で窓ガラスががたつくとか」「圧迫感があって、個人差がありますが、授業に集中できないとか」「教室内でも影響が表れているだろうと」QABの取材に応えていました。

一方、東村教育委員会は、4月以降、学校で騒音と学習環境についてのアンケートを行い、対応を協議するということです。