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名護市議会の定例会が2日開会し、稲嶺市長は、「あらゆる手段で、新基地建設の不条理さを世界に訴える」と決意を示しました。

稲嶺名護市長施政方針演説で「新基地建設を前提として国が地方自治体の頭越しに地域へ直接補助金を交付し、地域を分断する行為があからさまに進められております。今後とも、あらゆる手段を講じ、名護市・沖縄県のおかれている現状と新基地建設の不条理さを世界に訴えて参ります」と述べました。

2期目も折り返しを迎えた稲嶺市長は、施政方針演説で、このように述べ、改めて新基地建設に反対していく考えを強調しました。

また定例会では、執行部から市長の訪米予算336万円余りを含む、348億1849万円の来年度一般会計予算案など27議案が提案されました。定例会は25日までです。