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インフルエンザ 依然警報レベル

19日から25日までの県内のインフルエンザの患者数は前の週よりも減っているものの、依然として警報レベルにあり、病院では混雑が続いています。

県内58の定点医療機関から報告された19日から25日までのインフルエンザ患者数は3779人で、1医療機関あたりで65.16人と前の週より減少したものの、警報レベルである30人を超える状態が4週連続で続いています。

中部病院の感染症内科・椎木創一医長は「一口にインフルエンザと言っても、ご自宅で療養される方から入院したほうが良いという人まで様々」と話していて、病院は現在、診察に訪れる人が後を絶たず、特に夜間は待ち時間が長くなるなどの影響が出ています。

椎木医長は「呼吸の状態も落ち着いている、そういう状態であれば、混んでる夜間だとお待たせする時間が増えてしまう」として「日中の開業医の病院が開いている時間に都合がつけば、昼間受診していただくとか、無理のない範囲で受診して頂ければ」と話しています。

県や病院では予防接種を受けていても手洗いやうがい、マスクの着用など予防を心がけるよう呼び掛けています。