北朝鮮による拉致の可能性が排除できない、特定失踪者の家族が6日、県庁を訪れ、現状の把握と真相究明に務めてほしいと要請しました。

県庁を訪れたのは県出身の特定失踪者の家族や関係者らです。このなかで29年前に東京で行方不明になり、その後特定失踪者に認定された息子を持つ下地元枝さんは「何十年も息子を待ち焦がれているみなさんの力で何とかしてほしい」と切実な思いを訴え「死んでいくまで会えなかったらどうしようとそればかり考えている。息子を抱きしめてから死にたいけどいつになるのか」と話していました。

県警の公表では、北朝鮮に拉致された可能性が排除できない特定失踪者は県内で24人となっていますが調査している民間団体では30人以上になると話しています。

家族らは、県に対し特定失踪者に関する啓発活動や情報収集をしてほしいと要請しました。