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県出身のデザイナーたちが、これまで誰も見たことがないデザインに挑戦する作品展が23日から県立博物館・美術館で始まりました。

もくもくと黒煙が立ち上る、およそ560年前の勝連城の戦いを上空から目撃するような作品。

一方、新発売の古びたテープには、7世紀に活躍した遣隋使・小野妹子が「最近の隋」について語った講演会が収録されている、というユニークな作品は「仮想広告」がテーマ。

企画展のテーマは「誰も見たことがない楽しいデザイン」。会場には県内のデザイナーが制作した作品が並び、初日の23日はアートを学ぶ学生たちがデザイナーに直接質問するという企画も。

学生の「お互いの作品をどう思いますか?」という作品には思わずデザイナーも苦笑い。大西克秀さんは内間安彦さんの作品を「(内間さんは)ディレクターとして公告代理店で仕事をやられている方なので(作品の)後ろにあるもの(込められた意味)がしっかりあるんだろうなと」と評しましたが「ただ・・・ほしくはないです」とコメント。内間さんは「ありがとうございます、・・・って違うか!」と笑って答えていました。

作品展は28日まで、県立博物館・美術館で開かれています。