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こちらのワイン、実は沖縄の地ブドウ「リュウキュウガネブ」という種類のワインを使ってつくられたものなんだそうです。商品化したのは、シェフの中田浩司さん。彼が目指す「オンリーワンワイン」とは?

Q+リポート 沖縄「地ブドウ」でオリジナルワインを!

中田浩司さん「単純に沖縄でワインができて、普通に料理と飲んでもいいもんだねって思っていただければ。」

恩納村で宿泊つきレストランを経営するシェフ、中田浩司さん。8年前、沖縄にも「リュウキュウガネブ」という地ブドウがあることを知り、いつかは自分の店でこのブドウで作ったワインを提供したいと思い描いていました。

Q+リポート 沖縄「地ブドウ」でオリジナルワインを!

30年ほど前、県内では巨峰の栽培が試みられたことがありますが害虫の繁殖などでブドウ栽培は定着しませんでした。その影響からか、栽培をしようにも畑さえ借りられない状況が続き、中田さんは、野菜用の畑にブドウの苗をうえ、徐々に畑を広げていったのです。

150キロの収穫がおととし見込まれたものの、収穫目前にして大型台風が襲来。ワインは、ハーフボトルたった2本分しかつくれませんでした。

Q+リポート 沖縄「地ブドウ」でオリジナルワインを!

中田浩司さん「記念すべき失敗一号。」

肩を落とす中田さんでしたが、その後次々と協力者が現れました。畑の拡張、支柱の強化、そして、作業スタッフも加わり、台風前には、ブドウに風よけのカバーもかけられました。

中田浩司さん「(ブドウみて)おっきい。毎年毎年ちょっとづつ大きくなっている。あそこに泊まりにきて、ご飯を食べたら沖縄のブドウでできた。ワインがあそこにいけのめるんですよ。オンリーワンていうのをやってみたいね。」

中田浩司さん「おはようございます。おひさしぶりです。(田崎さんと握手)」

11月、中田さんは著名なソムリエ、田崎信也さんに会いました。田崎さんは2012年度のワインを試飲。リュウキュウガネブの味わいに興味をもち、中田さんに様々なアドバイスをしています。

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田崎信也さん「収穫のコンディションがまだ完成されていないので、今回の収穫分がワインになってどういう風になるか楽しみですね。」

中田浩司さん「ひとつひとつ思いがあるからね。」

醸造家「ちゃんと発酵しますように。神様にお願いして。」

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そして、8年の試行錯誤を経て完成した、52本のハーフボトル。これだけの量が出来たのは、初めてです。

中田夫婦「(ワインを飲む)うまい。」

念願の商品化へ向け、支援者や関係者を招きお披露目会が開かれました。

会社の先輩ときた女性「紅イモのパン、すごいあいました。」

4年間働いていた従業員「一年後二年後酸が落ち着いた頃にのんでみたい。」

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中田浩司さん「(今は)沖縄でワインがつくれるんだへーってそれはいいねってぐらいなんだろうなって気がします。沖縄のおみやげではおわらせたくないオンリーワンになることですかね。沖縄の。」

次の目標は、栽培、醸造、販売までを一貫して行うこと。100パーセント沖縄産ワインの実現に向け、中田さんの挑戦は続きます。