※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

交通網や連絡手段が途絶えた時、家族の安否確認や居場所を知ることができる災害用伝言ダイヤル。15日小学生を対象にこの体験学習会が開かれました。

那覇市の銘苅小学校では児童が実際に公衆電話や一般の電話機を使って「171」を体験。30秒以内で名前や場所など自分の無事を伝言で残す練習をしました。

すっかり携帯電話に慣れている子ども達固定電話や公衆電話を使ったことのない児童もいて子ども達はやや緊張した面持ちで電話の掛け方から教わっていました。

日本公衆電話会沖縄支部下地事務局長は「昨今携帯電話の普及でどうしても実際電話機を使う機械が少なくなっているので「171」の学習と共に公衆電話の使い方もぜひ学習していただきたい」と話します。

災害用伝言ダイヤル「171」は東日本大震災時にはおよそ348万人が利用したということで、日本公衆電話会では災害時の約束として家族で使い方を確認してほしいと話しています。