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一方、県庁を訪れた名護市の稲嶺市長は、自民党県連の方針転換を受け、「情けない」と述べた上で、知事に対しては改めて、埋め立てを承認しないよう求めました。

名護市の稲嶺市長は、27日午後県庁を訪れ、22日に市議会で可決された名護市辺野古沖の埋め立てを承認しないよう求める市長意見書を川上副知事に手渡しました。

その後、記者団から、自民党県連が方針転換した一報を聞くと、一瞬絶句したような表情を見せ、次のように述べました。「一体沖縄県民は誰に思いを意見を集約などを含めて託すことができるんですかね。情けないというか・・・」「県知事にとって、方向転換するということは思いたくないですね」と話しています。

稲嶺市長が県庁を訪れた際、1階ロビーには、市長を支持する市民や県議会議員らが詰めかけました。このため、知事らの部屋があるフロアが一時閉鎖され、物々しい雰囲気に包まれました。

詰めかけた市民らは、稲嶺市長に対し、「頑張れ」「負けるな」などと、声援を送っていました。