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2014年1月の名護市長選挙に向けて島袋吉和前市長が、30日名護市内で会見を開き、出馬を表明しました。

島袋吉和前名護市長は「辺野古移設なくして北部振興、発展はないという観点から出馬に至りました」と話しました。

また、31日正式に出馬を表明する条件付き移設容認派の名護市議らが支持する末松文信県議については次のように述べ、スタンスの違いを強調しました。

島袋前市長は「辺野古移設を明らかに出来ないと支持しませんよとしっかり言ってきたので、保守革新割れるどうのこうのは、まったく考えていません。私の相手は、稲嶺現市政と思っています」と話しました。

一方、表明を受け、自民党の石破幹事長は、一本化が望ましいとの考えを強調しました。

自民党石破幹事長は「一義的には、名護市の問題ですので、できれば容認派と称されるグループが一本化されることが望ましいと思っている。どういうような経緯でこのような状況に立ち入ったということを正確に把握することがまず急がれると思います」と話しています。

名護市長選挙を巡っては、現職の稲嶺進市長も、再選を目指し、出馬を表明しています。