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QAB制作のドキュメンタリー映画「標的の村」いよいよ明日から那覇市と宮古島市で公開です。

東村高江のヘリパッド問題がテーマなんですが、既に公開されている東京と大阪では連日満席だそうですよ。

予想外の反響、高江の皆さんはどう思っているのか東京と高江での上映会の様子をご覧下さい。

先月10日。東京・東中野の映画館では、初日から満席で入れない人が続出。主人公の安次嶺さんと伊佐さんのお二人は各地での劇場あいさつや記者会見に飛び回っています。

ゲンさん「高江から来た安次嶺です。今現在も工事が少しずつですけど進んでます」

エンディングに登場する、座りこみの住民で創るバンド「スワロッカーズ」について、伊佐さんが突然舞台で改名を宣言。

是非、今日からスワロッカーズからスラップバスターズですか?

伊佐「スラップバスターズはみんなメンバーですから。SLAPPはおかしいと思った人はみんなメンバーになってもらって・・」

今も高江では建設作業が進んでいて監視の座りこみが続いています。那覇の劇場に出かけて留守にするわけにはいかないとテントのそばで上映会が行われました。

7歳の時に国に訴えられた海月さんも駆けつけました。

宮城さん「頭に来て、涙が出るのか知らんけど。」

育子さん「この映画を見て本当に元気になってくれる人がいっぱいいると思うんですね。沖縄は諦めていないよというメッセージ。」

雪音さん「正直オスプレイが来たときに、ホントに、今まで頑張ってきたことが全部無駄になっちゃった。オスプレイ来ちゃった。でもこの映画を今日見てねやっぱり頑張らないとダメだよって!だから本当にイイ映画を作ってくれてありがとう。」

海月「この映画を見て、高江のことを応援してくれる人が増えたらいいなあと思いました」

私達みんな泣いてたけど泣かなかったよね?

海月「だって泣いたら前が見えなくなるじゃないですか?」

「標的の村」桜坂劇場は10時40分からで、整理券は朝8時半からお配りします。上映後はジャーナリストや識者によるシンポジウムも予定されています