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およそ240年前、八重山地方に大きな被害をもたらしたとされる明和の大津波の犠牲者の冥福を祈る慰霊祭が、24日石垣市で行われました。

資料によると明和の大津波は1771年、明和8年4月24日に発生したといわれ八重山地方の住民9300人余りが死亡したと伝えられています。

慰霊祭は、犠牲者の冥福を祈り災害への備えを改めて考えようと石垣市が毎年行っているものです。

出席した白保小学校6年の迎里美音さんは「私達は過去の出来事からしっかり学び、二度と明和の大津波のときのような大参事を起こさないために、日頃から防災に関心を持てるような社会を作っていくことが大事だと思います」と自然災害から身を守ることの大切さを作文で発表しました。

出席した参列者らはそれぞれ菊の花を献花し手を合わせていました。