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健康への影響が懸念されている微小粒子状物質PM2.5ですが、21日も一時環境基準を超えました。

県によりますと、21日のPM2.5の測定値は午前8時までの平均で1立方メートル当たり38.8マイクログラムと環境基準を超えていましたが、その後、徐々に低下し、午後5時までの平均は30.9マイクログラムでした。

基準値の35マイクログラムは健康を守るために望ましいとされていますが、県では呼吸器系の疾患を持つ人や幼児、高齢者など、不安な人はマスクを着用したり外出を控えるといった予防策をとるよう呼びかけています。

沖縄のPM2.5の測定データは、県のウェブサイトやQABのデータ放送で確認することができます。

3月に入り、PM2.5の測定値が何度か環境基準を超えています。県内でも健康面に不安を感じる声が聞かれます。

那覇市内では「どんどん数値が上がってきてるので、ちょっと気にはなります。体調管理とかも気にしていかなきゃいけないなと思います」「小さい子がいるんで、子どもを外で遊ばせるかどうかっていうのは、少し気にしてますけど」という声も。

ベスト電器B・B天久店の小渡廣勝係長は「ここ最近PM2.5という話題がニュースで流れることによって、興味のあるお客様が増えているのは確かです。小さいお子様を持っているお母様だとかが非常に多いかと思います」と話しています。

各メーカーともPM2.5に対応する実証実験済みの空気清浄器を出していて、この店舗では3月に入り、2012年より3割ほど多く売れているということです。

また、薬局でも対応型のものを中心に例年の1.5倍から2倍のペースでマスクが売れているということです。

ヴァインドラッグ・メインプレイス店の真栄城彩乃主任は「最初のころは本土のほうに旅行に行かれる方とか、出張に行かれる方がまとめ買いとかっていうふうに買われてて、一時期は品切れもあったんですけど、最近はニュースでも取り上げられるようになって、地元の方も買われることが多くなりました」と話していました。