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第11管区海上保安本部は10日、恒例の年頭展示訓練を実施し、日頃の訓練の成果を披露しました。

訓練では岸壁から渡されたロープを使って船内で意識を失った人を救助する訓練や、酸素ボンベを素早く装着してガスが充満する船内に入る訓練など、5つの救難訓練が披露されました。

中でも海で溺れた人をヘリで救出する訓練では、強風の中、機動救難士が素早く降下し溺れた人を引き上げると、甲板で見ていた関係者からは大きな拍手が起こりました。

第11管区海上保安本部の桧垣本部次長は「沖縄の海の守護神として安心安全を提供することに全力を尽くしてほしい」と激励しました。

2012年、11管では63件の水難事故の救出に出動しています。