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沖縄電力としては初めてのLNG・液化天然ガスを使った中城村・吉の浦火力発電所が27日から運転を開始しました。

吉の浦火力発電所は6月から試運転を始め、27日に沖縄本島で6カ所目の火力発電所として本格的に営業運転を開始しました。

沖縄電力では現在、石油と石炭による発電が全体の98%を占めていますが、吉の浦火力発電所では県内で初めて二酸化炭素の排出量が比較的少ないLNG・液化天然ガスを使って発電します。

1機あたりおよそ10万世帯分の電力に相当する最大25万1000キロワットの出力が可能です。沖縄電力では「将来的にはLNG発電を増やしながら、安定的な電力供給を確保していきたい」としています。