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アメリカ兵による暴行事件の被害者が16日、沖縄を訪れ地位協定の改定や24時間体制の相談窓口の設置を訴えました。宜野湾市の野嵩ゲートを訪れたのはオーストラリア出身のキャサリン・ジェーンフィッシャーさんです。

ジェーンさんは10年前アメリカ兵から性的暴行を受けましたが、兵士は不起訴になり、その後、損害賠償請求をしましたが、審理の途中に兵士は行方不明になりました。

ジェーンさんは、県内で2012年10月、性的暴行事件を起こしたアメリカ兵たちが出国の直前だったことについても触れ地位協定があるために罪を犯した兵士たちが保護されたり、逃げられる状況にあると訴えました。

ジェーンさんは「なぜ繰り返して67年間沖縄でこういうことが起きているかというと、(日本政府の)リーダーシップが足りないんです」「そのままアメリカに帰しちゃうということになるとやりたい放題なんです」と話しました。

ジェーンさんは自身の事件の加害者の居場所を突き止めアメリカで再び裁判を起こしていて、今後も全国で問題の解決について訴えていく予定です。