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こんばんは、ザ・スポーツです。まずは新チームの戦い、全九州高校空手道新人大会です。空手発祥の地、沖縄の伝統を引き継ぐ高校生たちがその実力を発揮しました。

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1、2年生の新チームとなって初めて挑む全九州新人大会。その形の部は、空手発祥の地の伝統が引き継がれ、沖縄県勢が得意とする種目です。

南九州ブロック、女子個人形。ベスト4に進出したのは、名護:山川、那覇:比嘉、コザ:島袋、浦添:与那覇。

なんと県勢がベスト4を独占します!そしてむかえた決勝は、1年生ながら県1位の与那覇と県2位の島袋の対決。

まずは与那覇の演技。「スーパーリンペイ!」

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得意のスーパーリンペイで剛柔流の力強さを見せます。

鋭い眼光と気合い。独特のオーラが会場の視線を集めました。そして後輩には負けられない島袋。

「チャタンヤラクーサンクー」

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手足の長さをいかし、さらにスピードも極めました。

島袋「絶対に優勝したいって気持ちが強くて。魅せる形っていうのを意識してやって」

与那覇「(島袋さんの形に)とってもきれがあって今日は形が乗っているなという感じがしたので、ちょっと正直どきどきして緊張してました」

判定は、赤3、青2、赤与那覇が接戦を制しました。

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与那覇「全国は高校入って初めてでるので、一戦一戦1つでも多く勝てるように頑張りたいです。(Q.普段と形の時と全然違うって言われない?)よく言われます。人にしょっちゅう頼ってばかりなので、個人っていうこともあるので1人でもがんばっていけるようにしたいです」

一方、去年県勢が団体で全国切符を逃した組手。今年は男子前原が奮起します。準々決勝鹿児島代表徳之島をやぶってベスト4に進出。全国大会出場を決めると、準決勝の相手は、個人組手で3人がベスト4に進出した優勝候補の大分・柳ヶ浦。

宮里「(今大会)ここを見てました」

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準決勝、先鋒・次鋒に個人優勝と準優勝選手をもってきた赤帯、柳ヶ浦。2つ落とした青帯の前原。続く中堅は、エースの宮里です。

宮里「とにかく勝ちたかったです。相手も強いので気持ちで負けて下がらずに」

残り30秒で4対4同点に追いつくと、上段の突きがきまって逆転します!

しかし宮里の果敢な攻めに柳ヶ浦、白石は相打ちを狙って中段突きを決めます。

残り2秒、宮里の上段突きを決めますが、その直後…

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この判定が赤:柳ヶ浦白石のポイントに。宮里悔しい同点で終わります。

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このあと大将でキャプテンの前堂が一矢むくいた前原ですが、優勝した柳ヶ浦に一歩及ばず。雪辱は全国の舞台で晴らします。

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宮里「(全国でも)下がらずに前でポイントを取って勝負できたらいいなと思ってます」