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だっこしたりあやしたり、赤ちゃんのかわいさに触れました。那覇市内の高校生が赤ちゃんに直に接して子育ての大変さを学びました。

この体験学習は、小さな子どもに接することのないまま大人、親になることを避けようと、那覇市の金城児童館が高校生を対象に実施しました。

9日は那覇西高校の2年生およそ40人が家庭科の時間を利用して参加。まず、健康推進員が高校生たちに胎児が育ち誕生するまでの成長過程について説明をしたあと、実際に赤ちゃんと触れあいました。

赤ちゃんは0歳から5歳までの乳幼児。一緒に遊んでふれあいます。言葉での意思疎通ができない赤ちゃんを相手に悪戦苦闘。時には、赤ちゃんが泣き出したり。泣いたり笑ったり様々な表情を見せる赤ちゃんは、まさに育児の大変さを伝える高校生たちの先生となったようです。

男子生徒は「ほっぺがめっちゃ柔らかくて気持ちいいです」他の男子生徒は「左手だけ力を入れて、右手は置くだけで(上手に抱っこができる)」そして女子生徒は「赤ちゃんはくねくねしてて、首が柔らかい。目を離したらいろんなところに行っちゃうので大変だと思いました」と話しました。

今回、子育てをする親の苦労を経験した高校生たちは、9日の体験をレポートにまとめ、来週、発表会を行うということです。