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きょうのVIVA!うちなーむんは、沖縄生まれ沖縄育ちのみかん。皮が厚いのがそのまま名前になった「カーブチー」です。

県内一のミカン生産地、本部町伊豆味。伊豆味のみかん狩りのスタートを告げるのがこの「カーブチー」です。

伊佐常信さん「カーブチーといってね、青いけれども非常においしいです。腹いっぱい食べてください」

伊豆味地区に約80件あるみかん農家。きょうは伊佐常信さんの畑にお邪魔しました。

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「なんか酸っぱい」「じゅわーってくる」「みかん狩り最高!」

伊佐さん「おじさんなんかは20種類ミカンを作っているよ」さらちゃん「20種類もあるなんて初めて聞きました。ミカンを大事に育ててどんどんおいしくしてください」

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毎年たくさんの人がみかん狩りにやってくるこの時期。今年は台風が多く、伊豆味は被害も大きかったそうですが、さすがは沖縄生まれのカーブチーほとんど被害はありませんでした。

伊佐さん「昔からあるものだから、沖縄の風土にさらされて強いんだよ」

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琉球王朝時代には国王に献上されていたという歴史あるカーブチー。今この原種を保存しようと香水やアロマオイルなどに活かし生産量を増やしています。

伊佐さん「カーブチーは独特、本土にはないから。みかん食べたらあんたのようにきれいになる。たくさん食べてください!」

では、今週も野菜ソムリエの大城しま子先生に。カーブチーを使ったおいしいレシピを紹介していただきます。

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大城先生「きょうはカーブチーの香りを生かしてカルパッチョにします」

お刺身用の魚に紫玉ねぎやパプリカ、輪切りにしたカーブチーを乗せて、塩コショウとオリーブオイル、最後にたっぷり果汁を絞ったらできあがりです。

「果汁たっぷりカーブチーの香り漂うカルパッチョになりました」

ビタミンCたっぷり。見た目も香りもおいしい一品です。

とてもいい香りです。アロマにもなっているそうですから、食べてビタミン補給、残った皮をお風呂なんかに入れてもいいですね。カーブチーの旬は短く11月上旬までということです。

>>大城しま子 野菜ソムリエの“おうちでごはん”

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