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厚生労働省は、2012年に八重瀬町で見つかった遺骨と遺族の可能性がある人たちのDNA鑑定を国として実施することを伝えました。

これは12日に厚生労働省を訪れた遺骨収集ボランティア・ガマフヤーの具志堅隆松代表の要請に対して回答したものです。

2012年5月に八重瀬町で見つかった遺骨を巡っては、現在5世帯の家族が「自分の家族ではないか」と名乗り出ていて、具志堅さんらは「一刻も早く遺族のもとへ遺骨を返したい」と国に対し遺骨と遺族のDNA鑑定を要請しました。

対応した津田弥太郎政務官は「厚労省としてしっかり取り組みたい」とDNA鑑定を実施する方針を明らかにしたということです。

具志堅さんは「大きく前進した」として、遺骨が遺族のもとへ帰れるよう、今からでも可能性がある遺族は名乗り出てほしいと話しています。