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10日からアメリカ軍のヘリパッドの工事が再開された東村高江では、住民らによる24時間体制の座り込みが続いています。

10日夕方、住民に座り込みをさせないよう防衛局の職員が軽トラック三台を置いて帰りましたが、トラックの周りには12日、全国の支援者から寄せられた横断幕が張り巡らされました。

6つのヘリパッドに繋がるいくつかのゲート前では、11日の夜も十数人が夜を明かし、警戒に当たりました。

「ヘリパッドいらない住民の会」の森岡浩二さんは「朝だけじゃなく夕方とか、この間みたいに夜とか早朝とかくるので、24時間気の抜けない状態が続いています」と話していました。

ヘリパッドについて国は「北部訓練場の返還に伴う移設であり、負担の軽減につながる」と主張してきたものの、アメリカ軍の環境レビューからオスプレイ訓練のために新設されるということが明らかになり、また山の地形に沿った低空飛行訓練も予定されていることから、地元ではさらに反発が強まっています。