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東村高江地区に生息しているヤンバルクイナのペアに4羽の雛が誕生していたことがわかりました。これは、どうぶつたちの病院沖縄が2010年10月、つがいとなったヤンバルクイナの観察を継続していて確認したものです。

今回、誕生した4羽の雛は2012年4月21日に発見され、5月2日には親子で道端にいる姿が確認されています。

17日、県庁で開かれた会見ではどうぶつたちの病院沖縄の金城道男理事が「県や環境省のマングース対策事業で、肉食動物の数が減少したことが今回の繁殖につながっている」と繁殖成功の要因を語りました。

東村高江地区でのヤンバルクイナの繁殖は2005年の調査開始以来本島のもっとも南での繁殖となり、生息分布域の拡大が期待されています。