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県内で多発するアメリカ兵による交通事故を防ごうと14日、沖縄市のアメリカ軍基地で交通安全教室が開かれました。

沖縄市のキャンプシールズで行われた勉強会にはおよそ150人のアメリカ兵が参加。後を絶たないアメリカ兵による飲酒運転や交通事故を防止するのが狙いです。

担当したうるま署の警察官は、国道上で発生した追突事故現場の映像を見せながら、日本の法律や禁止事項について説明しました。

参加したティモシー・モーレー海軍一等兵曹はインタビューで「安全教室では「警察官と警備員の制服は(よく似ているが)違うことや、酒気帯び運転と飲酒運転では罰金が違うこと。それから携帯電話で話しながら運転してはいけないことを学んだ」と答えました。

「それらは今日初めて知ったのですか?」という質問には「はい、まったくの初耳でした」と答えていました。

2011年に県内で発生した交通事故6778件のうちアメリカ軍人軍属家族による事故は176件に上っています。うるま署ではこれから夏に向かって、アメリカ兵の飲酒運転などが増えるとして事故防止の取り組みを強化したいとしています。