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アメリカ国防総省の高官は、沖縄の海兵隊のグアムへの移転時期に初めて言及し、早ければ2〜3年以内に移転を開始したいとの意向を示しました。

これは、アメリカ国防総省のロバート・シェア国防次官補代理が現地時間の2日に述べたものです。

シェア次官補代理は、4月発表された共同文書では、明確な移転時期が合意されていないと前置きした上で、「両政府は、この再編計画をより迅速に実行することが重要だという点で一致している。様々な要素があるが、今後2〜3年以内に沖縄からグアムへの移転を始めたい」と述べました。

ただし、移転が最終的にいつ完了するかは、予測が難しいとしました。またシェア次官補代理は、再編計画通りに海兵隊員が削減され、普天間基地が辺野古に移設されれば、沖縄県民の負担軽減にもつながると強調しました。

日米の再編見直し発表後、政府の高官が、具体的な移転時期に言及したのは初めてのことです。