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健康長寿村をアピールしようと行われたユニークなミスコンテスト。3人合わせて249歳のミスたちの奮闘です。

沖縄県中部の東海岸に位置する、風光明媚な北中城村。この村で今年いちばん輝いているのが、こちらの3人です。

伊波セツさん「あら~自分とは思えないね」

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お化粧もバッチリ。実は2012年度ミスきたなかぐすくに選ばれた3人なのです。ミスといっても未婚のミスではありません。美しい寿と書いて「美寿」美しく歳を重ねているという意味で80歳以上を対象にしたコンテストです。

企画した北中城村福祉課・棚原昌也さん「いろいろな人との出会いを通してより若返っていくことが目に見えて感じることができる」

北中城村の女性の平均寿命は89.3歳と全国1位。健康長寿をアピールしたいとコンテストを始めました。

ではあらためて美しく年を重ねたミスきたなかぐすくの紹介です。

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「元気」という意味の「ミスがんじゅう」には伊波セツさん。「10年間、保険証を汚したことがないのが自分の自慢です」

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そして「清い心」という意味の「ミスちむじゅらさ」には船越文子さん。「いつも人に好かれるタイプだから、頑張っていきます」

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最後は「今が盛り」という意味の「ミスさらばんじ」には3人の中で最高齢の喜納春子さんです。「さらばんじとは青春、青春時代(喜納さんは今が青春まっさかり?)そうです、そのつもりでやっています」

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まさに今が青春まっさかりの3人。この日は警察官に変身です。初仕事は年末年始の交通安全の呼びかけ。興味津津!はじめてパトカーに乗せてもらいウキウキです。

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またあると時は、村長に就任挨拶です

新垣邦男・北中城村長「みんなに健康で長生きするというイメージを与えてくれたらありがたいです」

緊張してもマイペースがミスの魅力です。

船越文子さん「敬老会で見ました。娘と2人で」伊波セツさん「お若い村長で・・・」

では3人に北中城村、長寿の秘訣を紹介してもらいましょう。

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喜納さん、伊波さん「北中城村では介護予防にこんな運動もしています。船越さんも後ろでがんばっています」

65歳以上を対象に長寿大学を開設、介護予防に取り組んでいます。

体を動かすこと、そしていつも元気によく笑うこと。

最後に3人のいちばん好きな場所に案内してもらいました。

船越文子さん「きれいですよ。とても今日は特にね。うれしい」

昔から変わらない風景です。

伊波セツさん「こんなきれいな海。今まで見たことのないようなすばらしい海です」

みなさんの今年の目標は?

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船越文子さん「これ以上年をとらないように(今年は)派手にしようと思っています」

伊波セツさん「みんなの見本になるような年に」

喜納春子さん「虎のようにほえろ~と言って、ますます元気になってね100歳まで生きようと思うぐらいです」

3人合わせて249歳。ミス(美寿)きたなかぐすく、ただ今、青春まっさかりです。

「今年一年がんばります!」

3人ともキラキラ輝いていました。美しく年を重ねるって素敵ですね。

美寿きたなかぐすくの皆さんは、今年一年間、北中城村の公式行事などに参加し、観光や親善交流を行い、健康長寿PRの役割を担うそうです。

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