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智恵元気なお年寄りを紹介する「命薬」今日は初の大東島からです。数え98歳で、まだ「夜遊び」現役の当真嗣章さんです。

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夜八時前。まっ暗な大東島の畑に現れたのが、当真嗣章さん。手に持っているのは「マイスティック」。

嗣章さん「もー、週に三回。10時頃までやってる」

そうなんです。ここは大東島が誇る全天候型ゲートボール場。夜な夜な集まるお年寄りたちはとても熱心で、帰りは11時過ぎることも。最高齢の嗣章さんは、最近までマイカーで通っていたそうです!

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嗣章さんのお友達「今までは自分で運転して、隣の人も乗せて来よったんですよ。(何歳まで?)90余ってまで。98歳くらいまで」「自分らも。いつもあやかっています」

元気の秘訣は、自ら作る野菜の数々。自宅の周りには嗣章さんの野菜畑が広がっています

嗣章さん「キュウリの苗からね、これかぼちゃ。あれがミズイモ。これが大麦です」

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嗣章さんは今、八丈島から取り寄せた「アシタバ」栽培に夢中。本を買ったりサプリを試したり、とても研究熱心です。台風のたびに野菜不足になる大東島ですが、この家が野菜に困ることはありません

そんな嗣章さんの命薬は!72歳の長男が作ってくれる優しい手料理。

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息子・嗣雄さん「皮むかないと、あんまりね、食べきれないんですよ。だから柔らかくするために、なすも皮をむくんですよ」

息子が皮をむいてくれたなすに、キャベツ、ツナも入った炒め物。そして鮭のバター焼き。必ず、腹八分目しか食べないんだとか。息子さんによれば、この「腹八分目」と「遅寝・遅起き」が長生きの秘訣だそうです。

嗣雄さん「9時には寝ちゃう。ゲートボールがないときにはよ。普通は9時に眠って、要するに12時間寝てるわけさ。9時に起きるから!」

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さらに、足が弱い息子さんに変わって屋根掃除も嗣章さん担当。

嗣雄さん「雨降り前は屋根の上に上がって木の葉っぱとかいろいろ掃除するんですよ。親父も受け持ち。おまえがは危ないって」「えーーすごい。まだ息子を守ろうとしているんですね」

実は嗣章さん、若い頃は南大東を走っていたサトウキビ列車の運転士をしていました。

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嗣章さん「この島で、うちらの小さい頃はね機関車にあこがれている。若い連中はみんな」Q「じゃあ、あこがれの職業ですね。モテたんじゃないですか?」嗣章さん「モテたかはわからんけど。ぐふふふ。」Q「何歳まで生きるんですか?」嗣章さん「100歳。間違ったら120歳まで生きるよ!危ない」

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生まれは沖縄本島南部。でも長生きするには息子や孫のいる南大東が一番と言う、嗣章さんでした~。

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