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2011年8月、沖縄に接近した台風9号による農作物への被害が6億6000万円余りに上ることが、県のまとめでわかりました。

県農林水産部のまとめによりますと、台風9号による農林水産業の被害は、速報値でおよそ6億6273万円に上りました。被害の3分の2はサトウキビでおよそ4億4400万円、次いでゴーヤーやオクラなどの野菜がおよそ1億4700万円となっています。

また、転倒するなどしてけがをした人は42人に上りました。

沖縄本島地方はまる二日にわたって暴風域に入り、最大で9万8000世帯あまりが停電、287か所で信号機が故障。飛行機やバス、モノレールなど交通機関も完全にストップしたため、市民生活は大混乱しました。