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戦前から戦後の人々の暮らしを今に伝える宜野湾市立博物館の新収蔵品展が開かれています。

今回の収蔵品展は、2010年度中に市民から寄贈された219点が「くらし」や「遊び」などのテーマ別に展示されています。

アメリカ軍の飛行機の残骸などから作られたジェラルミン製の鍋や「農耕パス」と呼ばれた基地に入る際の許可証など、いずれも人々が暮らしの中で実際に使っていたものです。

1947年にアメリカ軍が作成した地図には、普天間基地の周辺に軍が指定した当時の住宅地域が示されていて、戦後、収容所から故郷に帰ることもままならなかった市民の苦悩が見てとれます。

収蔵品展は6月5日までの開催です。