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5月7日から予定されている北沢防衛大臣の沖縄訪問を前に、社民党県連は2日、県に対し「名護市辺野古への基地建設を受け入れないよう」要請しました。

北沢防衛大臣の沖縄訪問を巡っては、名護市辺野古に計画している新しい滑走路の形状をV字形にするという政府方針を知事に伝えるためではないかと見られています。

こうしたことから、社民党県連のメンバーは「普天間基地の県内移設に対しては県議会も全会一致で反対している。県は毅然とした態度で拒否するべき」だと詰め寄りました。これに対して又吉知事公室長は、仲井真知事が選挙公約で県外、国外移設を掲げて当選したことをあげ「V字案を県として、何か評価したりということはない。これまでの知事の公約だとか、あるいは県が示している方針を変える要素はまるでなく、その通り申し上げる」と答えました。

また一部報道で政府が辺野古への基地建設を前提にした環境影響評価書を近く、知事に提出すると報じられたことについては、防衛省に問い合わせた結果、否定されたことを明らかにしました。