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消防が救急の患者を搬送する際、受け入れ先を探して病院に何度も問い合わせるケースが、今年に入ってすでに175件に上っていることが分かりました。

県によりますと、1月1日から20日までの、11の消防本部の救急搬送で、病院側に受け入れてもらうために、2回以上問い合わせをしたケースは175件に上りました。

このなかでは、4回以上問い合わせたケースが16件あり、そのうち1件は7回目の問い合わせで受け入れ先が見つかったということです。

病院が受け入れを断った理由としては、「ベッドの満床」や「別の患者の処置中で対応できない」などがありました。県は、来週中にも救急搬送の対策を協議しますが、救急外来の負担を減らすため、県民に対してかかりつけ医での受診を呼び掛けています。