※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

アメリカ軍のF22戦闘機が嘉手納基地に一時配備されたことを受け、嘉手納町議会は18日、アメリカ軍に訓練の中止などを求めました。要請したのは、嘉手納町議会の基地対策特別委員会のメンバーです。

嘉手納町議会は、先週、嘉手納基地への最新鋭ステルス戦闘機F22の配備に反対し、訓練中止などを求める抗議決議を可決しました。しかし17日までに配備予定の15機全ての飛来が確認され、18日も午前8時過ぎから離着陸を繰り返しました。

嘉手納基地を訪れた議員らは、第18航空団のクリストファー・アンダーソン広報局長に訓練の中止などを要請しました。田仲康栄基地対委員長は「日本防衛と地域の安全のために必要であるということで、外来機の任務も我々の活動の一環だということで中止はできない」とアメリカ軍の言い分に不快感を示しました。

議員らは、今回の一時配備が5回目にあたることから、常駐化に等しいとして懸念を示しています。