※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

新卒者の就職支援策を実施する、「新卒者就職応援本部」が19日、沖縄労働局に設置されました。新卒者就職応援本部は先月の閣議決定で決まった経済対策に基づき、各都道府県ごとに設置されるものです。

19日に開かれた初会合で沖縄労働局の森川局長は、「沖縄は求人数が極端に少ないうえ新卒者の求人のおよそ4割は非正規労働者の募集」と本土とは大きく異なる現状を説明しました。

そして、新規高卒者や新規大卒者を対象に「介護」や「農業」など雇用のミスマッチが生じている産業の魅力を発見するツアーを開催するなどより積極的な支援策を展開することを決めました。

またこのほか、新卒者を採用した企業に100万円の奨励金を支給する制度など支援策を積極的にPRしていくことも確認しました。