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国頭村内で着手された県営林道事業で、県が諮問した評価監視委員会は5日、2つの事業は当面休止することが妥当だと決定し、近く県知事に対して答申します。

県公共工事評価監視委員会は、国頭村の県営林道開設事業の伊江1号支線と伊江原支線の2つの事業について審議しました。

県は、この事業は木材の収穫や運搬山村地域の雇用の場の確保などに必要だと説明しました。一方で環境調査の結果、ノグチゲラの巣が確認されたほか、行政訴訟も提起されているとして、県は今回の林道事業は当面休止したいと委員会に提案しました。

休止の間、3~4年かけて林業と自然環境の保全や利用区分を見直し、今後の調査結果を踏まえて再度、委員会への諮問を目指すとしています。