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今晩は!ザ・スポーツです2年前のセンバツ甲子園、沖縄尚学のエースとしてチームを優勝に導き、去年は進学した亜細亜大学で、東都リーグの歴史を塗り替えて脚光を浴びた東浜巨投手が、大学のキャンプで沖縄入りしています。

今月16日から東風平町で始まった亜細亜大学春季キャンプ。きのうは、久しぶりの好天に恵まれキャンプには、地元の高校球児も大勢見学に訪れていました。その中で一番の注目は今年新2年生となる東浜巨。去年は、1年生として34年ぶりとなる初登板完封勝利をあげると、東都リーグ史上初となるデビュー以来3試合連続完封勝利を達成、大学日本代表にも選ばれました。

東浜巨投手「去年1年間を通して、リーグ戦も初めてだったし、世界戦も初めてだったし、やっぱいろんな経験をさせてもらったんですけど、やっぱ高校とは違って、レベルも高いし、周りの注目もあるので、やっぱりそういう意味では充実した一年だったというか、すごくいろんな経験をさせてもらった貴重な一年だったと思います」

大学に入って2センチほど身長が伸びた東浜、マックスは150キロと球速を伸ばしていますが大学では、速さだけではないこだわりも持っています。

東浜巨投手「大学では、ボールの速さというよりも、ボールの質にこだわって、フォームを改造していって、ボールの速さじゃなくてボールの重さというか力のあるボールを投げれるように工夫して投げています」

右手が地面につくような柔らかいフォームと、高校時代に比べ、ボールのリリースポイントが手前に来ていわゆる球持ちの良さと、体重をボールに乗せるピッチングへと進化していました。

東浜巨投手「今年の年間の目標が二桁勝利なので、春は最低でも5勝して各チームから一つでも多く勝てるように、て言うのが今年の目標です」

この東浜の活躍は、亜細亜の他の県勢投手陣にも影響を与えています。

仲宗根輝弥投手「最初は焦りがあって、でそれからは自分もやらなきゃというふうに思って、一緒に頑張ってこれてはいます」

中継ぎ投手としても期待される具志川商業出身の仲宗根輝弥投手も今年はスリークォーターへとフォームを変更し開幕に備えています。また、浦添商業で活躍した知花真斗投手も東浜から良い刺激をもらっているようでした。

知花真斗投手「監督さんが任せたイニングを一回でも良いので、任せられたイニングをピシャリと抑えられるように、信頼感のあるピッチャーになりたいです」

チーム内からも厚い信頼を得る東浜。昨シーズンは、9勝。今シーズンの活躍も楽しみです。

東浜巨投手「自分以外でも、やっぱ他の大学で活躍している人もいるし、同じ(東都)リーグでは西銘(生吾)もいるし金城(圭右)もいるので、やっぱりそういう人たちには負けないように、自分が常にこの世代を引っ張っていけるように頑張っていきたいと思います」

亜細亜大学の春季キャンプは、今月25日まで。26日からは県内でオープン戦も行い、4月の開幕に備えます。