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嘉手納基地に外来機が相次いで飛来していることに対し、嘉手納町議会は、抗議決議と意見書を全会一致で可決しました。

6日から12日かけて、嘉手納基地ではグアムのアンダーセン基地に所属するB52戦略爆撃機が緊急着陸し、F22とFA18戦闘機、7機が事前の通告もなしに相次いで飛来しました。

これを受けて開かれた17日の嘉手納町議会臨時議会で、基地対策特別委員会の田仲康栄委員長は、「嘉手納基地の勝手放題の運用と基地の危険性を一層高め、爆音など基地被害の負担を増大させ、機能拡大につながるもので到底容認できるものではない」と提案理由を説明し、アメリカ軍に対する抗議決議と意見書が全会一致で可決されました。

しかしアメリカ軍は、「外来機の飛来は短期間のもので、これまでにもあったことだ」として、町議会の申し入れを受けない構えだということです。町議会のメンバーは直接、司令官に会って町民の総意を伝える方針です。