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2月のこの時期に増えるカンムリワシの交通事故被害を防ごうと、15日から沖縄市でパネル展が始まりました。これは石垣市で鳥類の保護に取り組む団体が、カンムリワシの交通事故被害が増える旧正月の期間を「カンムリワシ週間」と定めて、様々なイベントを開いているものです。

年末に生まれるカンムリワシの雛は旧正月の時期に自力で餌を探すまでに成長しますが、爬虫類などを追いかけて路上に飛び出し、車にひかれることが多くなるということです。

2010年は2月だけですでに2羽の死んだカンムリワシの雛が発見されています。主催者は、「国の天然記念物であり絶滅危惧種でありながらカンムリワシの生態はあまり知られていない」と指摘。石垣だけでなく多くの人たちに展示を見てもらい、貴重なカンムリワシを守る意識を持ってほしいと話しています。