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全国的には今だに「沖縄の成人式は荒れる」というイメージが付きまとってしまっている中、石垣白保では心温まるステキな成人式が開かれました。石垣島など離島では進学や就職などで島の外に出ている成人が多く、毎年、年末年始の帰省の時期を利用して成人式が開かれています。

その中でも2日間かけて新成人を祝福し、涙と笑いに包まれる成人式が白保の成人式。白保では60年近く地域の人たちみんなで祝う成人式が開かれていて、お正月の恒例行事にもなっています。

今年の新成人は25人、初日は新成人一人ひとりがマイクの前に立ち大人になった抱負や両親への感謝を伝えます。新成人は時には声を詰まらせながら感謝の言葉を伝えていきますが、一人の挨拶が終わるたびの決まりごとが涙を拭く暇もなく終わるや否やすぐにカチャーシー。会場中が温かい涙と笑顔に包まれました。

そして翌日ー。今度は新成人が地域の人たちを招いての舞踊発表会。年末年始の休みだけで練習したという舞踊でしたが会場は大盛り上がり。地域の人たちの祝福をうけた25人の白保の新成人はこうして大人への一歩を踏み出しました。