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名護市辺野古の基地建設に反対する市民団体が24日沖縄防衛局が作成した環境影響評価の準備書の作成に関わった専門家の名前を明らかにしないのは違法だとして那覇地裁に提訴しました。

国を相手に行政訴訟を起こしたのは辺野古への基地建設に反対する市民グループジュゴンネットワーク沖縄のメンバーです。メンバーらは沖縄防衛局が作成した環境影響評価の準備書について基地建設が環境に与える影響について具体的な意見を述べた専門家の名前を公表しないのは国民の知る権利を侵害していると訴えています。

ジュゴンネットワーク沖縄土田武信事務局長は「沖縄防衛局と環境の専門家が、一緒になってアセス法違反の準備書を作ったのかどうか確かめたいです。」裁判の意義を強調しました。

ジュゴンネットワーク沖縄を含む市民団体は先週、沖縄防衛局の環境調査自体の違法性を訴えて裁判を起こしていて裁判所がどのような判断を下すのか注目されます。