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「どれだけ騒音が増えるのか全く分からない」11日、名護市辺野古への新基地建設に向けた環境影響評価の審査会で予定地の傍にあるホテルの関係者が強い不安を口にしました。

この審査会は沖縄防衛局の提出した環境影響評価の準備書について県から諮問を受けた環境の専門家が問題点が無いかを審議しています。11日は基地建設によって影響を受ける地域からの意見の聞き取りが行われました。この中で辺野古区の大城康昌区長は「墜落の危険や騒音を出来る限り減らすために滑走路の部分を出来るだけ沖合に出してほしい」と名護市長と同じ主張を述べました。

また、建設予定地のすぐ傍にあるカヌチャベイホテルの満園武雄顧問は「基地建設の是非について会社としてのコメントはしない」と前置きした上で、騒音がどれだけ激しくなりホテルの利用者に影響を与えるのか今の準備書では全く予測できない」と述べました。

また、準備書には「事業者の実行可能な範囲で影響を減らす」という表現ばかりで具体性に欠けていて「ガックリしている」とも述べました。