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嘉手納町議会のメンバーが24日に仲井真知事を訪ね、外来機の増加などで悪化する一方のアメリカ軍機の騒音問題について解決策を見出すよう直訴しました。

県庁を訪れたのは嘉手納町議会の田崎博美議長と基地対策特別委員会のメンバーらです。町議会はこれまでF-22戦闘機の嘉手納基地への度重なる配備や騒音の増加に対する抗議決議を何度も可決していますが、事態は全く改善していません。

要請で、基地対策特別委員会の金城利幸副議長は、「知事からも嘉手納町民の思いを国に伝えて頂きたい」と求めました。これを受けて仲井真知事は、「外務省や防衛省を通していろんな話をしているが、暖簾に腕押しの感がある。いくらなんでも酷い。」と述べ、騒音の軽減に具体策を示さない日米政府に不満を示しました。

また議員らは2009年度中に全国渉外知事会の代表として訪米する予定の仲井真知事に同行することを検討したいと話していました。